ケニックカレー

デリバリーだからこそできることを考えたかった

5年の間借りを経て、ようやく店舗を構えた早々のコロナ禍。お客様だって大変な時なのに、様々な制約がある中とはいえ、ただ店舗と同じメニューをデリバリーやテイクアウトで出すのは、甘えているだけのように感じた。

実際に、様々なお店のデリバリー・テイクアウトメニューを食べ歩いたり、注文したりしていく内に余計にその思いは強くなった。わざわざご来店されるのに、イートインできないからという理由でデリバリーやテイクアウトを、という方も多かった。

試行錯誤の上に産まれたカレードッグ

そんな状況下で考え付いたのは、片手で食べられる、味が途中でどんどん変わる、食べ応えがある、彩り豊かなカレードッグだった。

片手で食べられることは、デリバリーやテイクアウト先でも、食べる場所を選ばないという利点になる味が途中でどんどん変わるというのは、塩味・甘味・酸味・辛味・旨味をドッグの中に入れ込んでいるからで、1本の中で飽きさせない工夫をしている。

食べ応えに関しては、様々なバンズのサンプルを取り寄せて、試行錯誤した。大きさ、柔らかさ（固さ）、具材を包み込みやすい形状、カットまで試した結果、バインミーに使われているフランスパンほど硬くなく、コッペパンほど柔らかくないバンズを使用することに決めた。

彩りは、このコロナ禍で、副菜の作り方をひたすら練習した成果と言ってもよく、様々な野菜を副菜として調理し、今までのカレーに足りない色を加えた。
ドッグに使用するソーセージは、マツコの知らない世界仲間と言って良い、広島はドットコミュさんの豚肉を使用した食べ応えのある太さ2.5cm長さ16cm程の大きさを誇る生ソーセージ。

約3ヶ月の間試行錯誤の上に産まれたカレードッグ。是非、ご注文ください！